スナッフルは、1980年、夫ハーバート（Herbert）とともにGUND社を率いていたリタ・ライフ（Rita Raiffe）によって誕生しました。

彼女は空の美しい三日月の形にインスパイアされ、月を見上げる幸せなクマをデザインしました。抱っこすると自然と見つめ合う、ユニークなかたちです。

スナッフルは、GUND社の最も古いテディベアです。
1981年に12インチ（約30cm）の茶色と白の2つのデザインが登場して以降、様々なサイズや色、デザインで販売されています。

現存する色は、ダークブラウン、ブラウン、ホワイト、タン、ブルー、ピンク…また希少なグリーンとイエローのものなどもあります。素材も、モヘア、ファー、ベロア、タオル地など様々です。
こうした基本的なテディベア以外にも、ラトルやパペット、スリッパ、シーズンアイテムなども販売されました。

ほとんどのスナッフルは限定生産で再生産をすることは少ないので、一度生産終了してしまうと、手に入れる事は難しいです。

2006年には、ニューヨークの老舗玩具店「FAOシュワルツ」限定で、25周年記念アイテムがリリースされました。
FAOシュワルツでは、この他にも数多くの限定版スナッフルが販売されました。

他にもメイシーズ（Macy's）やポッタリーバーン（Pottery Barn）、バーンズ・アンド・ノーブル（Barnes & Noble）等、世界中の有名小売店で販売され、GUND社の看板ベアとして40年以上に渡り多くの人々に愛され続けています。

2018年のラインナップには、ベーシックな白の他にもグレー、ピンク、トープ（茶色）のスナッフルが登場しています。

2021年には、スナッフル生誕40周年を記念してルビーレッドのスナッフルが登場しました。これまで以上に柔らかく高級な素材で作られ、まるで雲のようにふわふわになった彼らに注目です。